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掲載日:2018年10月1日

知事コラム

「木曽(きそ)(源)義仲(よしなか)と北陸新幹線」

毎月初めのNACK5「モーニングスクエア」では知事の肉声でお届けしています。

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 平安末期の源平合戦で活躍した木曽義仲は、埼玉県生まれだということをご存じでしょうか。義仲の父である義賢(よしかた)は、源頼朝(みなもとのよりとも)の父である義朝(よしとも)の弟で、当時、関東に勢力を持ち嵐山町の大蔵館(おおくらやかた)を拠点にしていました。義仲はそこからほど近い鎌形(かまがた)の館で生まれたとされています。義仲が2歳の時、義賢が頼朝の兄である義平(よしひら)に討たれますが、斎藤別当実盛(さいとうべっとうさねもり)や畠山重能(はたけやましげよし)にかくまわれて木曽(長野県)に逃れ、豪族中原兼遠(なかはらかねとお)の元で成長しました。
 義仲は1180年に平家打倒を旗揚げして信濃(長野県)で戦い、1183年倶利伽羅峠(くりからとうげ)(富山・石川県境)では有名な「火牛(かぎゅう)の計(けい)」で平家の大軍を破ります。その後、加賀(石川県)を抜けて京都に入り「朝日将軍」の称号を賜りました。1184年には源氏で最初の征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)に任じられています。ここに至る木曽義仲の進撃ルートは、まさに2015年に一部区間が開業した北陸新幹線のルートそのものです。
 こうした縁から「義仲(よしなか)・巴(ともえ)」広域連携推進会議が発足し、現在本県を含めたゆかりの6県35市町村が参加しています。
 この会議の事業内容は、【1】ゆかりの地の交流・連携、【2】義仲などをテーマとした観光振興・地域活性化、【3】義仲などを主人公としたNHK大河ドラマの誘致活動です。
 歴史は常に「勝者の歴史」として語り継がれますので、源義経(みなもとのよしつね)軍に討たれた義仲は、頼朝の鎌倉幕府史観における「悪人」となります。しかし、俳人松尾芭蕉(まつおばしょう)は義仲が好きで、死んだら義仲が眠る琵琶湖近くの墓(滋賀県)の隣に葬ってほしいと願っていたということです。実際、そこに墓が設けられているくらいですから、やはり当時から相当に魅力ある人物として語り継がれていたのでしょう。
 源氏の氏神として祭られている嵐山町の鎌形八幡(かまがたはちまん)神社の境内には、義仲誕生の際に産湯にしたと伝えられる清水があり、現在も湧水があふれています。また、熊谷市の「妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)」には「大聖歓喜天(だいしょうかんぎてん)」を祭る国宝「歓喜院聖天堂(かんぎいんしょうでんどう)」がありますが、開創したのは義仲を保護した斎藤別当実盛ですので、不思議な縁と言わざるを得ません。
 行楽に良い季節になりました。皆さんも木曽義仲ゆかりの県内の名所旧跡を訪ねられてはいかがでしょうか。

埼玉県知事 上田清司

ホームページ「知事の部屋」
http://www.pref.saitama.lg.jp/kense/koho/chiji/index.html

 


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