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知事の部屋

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掲載日:2017年6月23日

知事ブログ 最新の一打

知事イラスト

日々の公務の中で感じたことを日記形式で発信していきます。
ブログへのご意見・ご感想を以下のメールアドレスにお寄せください。

a2840-32@pref.saitama.lg.jp

いただいた意見を参考に、より面白いブログにしていきます。

6月23日(金曜日)の一打「沖縄県へのシンパシー」

昨年7月の全国知事会において「米軍基地が集中する沖縄県の現状に共感すべきである」という意見が出され、研究会を立ち上げることになりました。外交・防衛は国の専管事項でありますので、極めて慎重な取り扱いが必要でもあります。
そこで、米軍基地の負担問題という全国的課題に焦点を当てた「全国知事会米軍基地負担に関する研究会」を昨年11月に発足しました。山田啓二(やまだ けいじ)全国知事会会長(京都府知事)から指名を受け、私が座長となってメンバーと課題についての整理・研究を進めています。

沖縄県は今日、沖縄戦から72年となる「慰霊の日」を迎えました。
沖縄戦は太平洋戦争における国内最大の地上戦で、約3か月の間に住民を含む20万人以上が犠牲になりました。実に、県民の4人に1人が犠牲になるという悲惨さです。
沖縄県民の戦闘の様子を伝えるものの一つに、海軍陸戦隊を率いた大田實(おおた みのる)海軍中将の海軍次官への最後の打電「沖縄県民斯(か)ク戦ヘリ、県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜(たまわ)ランコトヲ」が広く知られています。
この打電の思いを生かす解決方法を探るのはなかなか困難なことですが、「まずは沖縄県民の現状にシンパシーを持つこと、そして現状を再認識し米軍基地の見直しを進める条件づくりをすること」と自分自身に言い聞かせています。

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6月22日(木曜日)の一打「長命県と短命県」

厚生労働省が6月14日(水曜日)に、人口10万人当たりの年間死亡者数を示す2015年の「年齢調整死亡率」を発表しました。年齢調整死亡率は、地域による高齢者割合を調整するなど、年齢構成を同じモデルにして、各都道府県の死亡率を比較できるようにしたものです。国民の健康水準の指標として5年ごとに集計されています。2015年は、男性が2010年の前回調査より58.3ポイント減り486.0、女性は20.0ポイント減って255.0で、いずれも過去最低を更新しております。死因別では、がん、心疾患、脳血管疾患の3大死因の死亡率が、男女とも前回を下回っています。

都道府県別のベストは、男女とも長野で、男性は434.1、女性は227.7です。次いで、男性は滋賀、奈良、福井、京都、神奈川、大分、女性は島根、岡山、熊本、滋賀、福井、宮城と続きます。

ワーストは、男女とも青森で、前回調査でも全国最高でした。塩辛い食べ物が多い食習慣などが影響しているのではないかと言われています。悪い方からの順番は、男性は青森、秋田、岩手、和歌山、鳥取、福島、愛媛、女性は青森、福島、茨城、栃木、和歌山、岩手、秋田といった順であります。比較的東北地方が多くなっています。寒いこともあり、温度差などで脳血管疾患が多いのかもしれません。男性の場合は、寒いから飲み過ぎているのかもしれません。原因はいろいろあると思いますが、何となくそんな感じがしました。

ちなみに、埼玉県は男性がベスト21位で女性は36位です。健康長寿埼玉プロジェクトなどに力を入れ、まだまだ上位を目指さなければいけません。

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6月21日(水曜日)の一打「JOCパートナー都市協定」

6月16日(金曜日)に、東京都渋谷区にある岸記念体育会館内の日本スポーツマンクラブにおいて、埼玉県を代表してJOC(公益財団法人日本オリンピック委員会)の竹田恆和(たけだ つねかず)会長とお会いし、「JOCパートナー都市協定」を締結いたしました。

この協定締結により、本県はJOCのオリンピックムーブメントの推進と国際競技力の向上に賛同し、パートナー都市としてJOCの諸事業を積極的に支援、協力することになります。
例えば、JOCが諸事業を実施するために本県所有のスポーツ施設を利用する場合に、使用料を減免するなどの協力をします。

一方、JOCは本県のスポーツ振興のための各種事業に賛同し、積極的に支援や協力をすることになります。
例えば、県内の中学校などにオリンピアン(オリンピック競技大会における日本代表選手)を派遣し、スポーツの精神、技術などを直に教えることにより、子供たちに大きな感動を与えます。
子供たちは、メダリストなどから直接指導を受けることによって、夢や希望が膨らみ、やる気が出てきます。あるいは、将来の自分の姿を描くことができるなど、大変魅力的な支援です。

東京2020オリンピック・パラリンピックは「東京」による都市開催でありますが、紛れもなく日本のオリンピック・パラリンピックです。埼玉県としては「日本」オリンピック・パラリンピックを成功させるために、県を挙げてしっかり頑張らなければならないと思っております。
改めて、県民の皆様の御支援と御協力をお願いします。


「JOCパートナー都市協定」締結式

6月20日(火曜日)の一打「続・恐るべき13歳、14歳、15歳、16歳」

前日に続き、「恐るべき13歳、14歳、15歳、16歳」を御紹介します。

フィギュアスケート界のニューヒロイン、15歳の本田真凛(ほんだ まりん)さんです。
2016年世界ジュニアフィギュアスケート選手権で自己ベストを大きく更新し、初出場で優勝。同選手権での日本人の優勝は6年ぶりだそうです。
2017年の世界ジュニアフィギュアスケート選手権では、惜しくも連覇こそ逃したものの、日本歴代3位の好成績で銀メダルを獲得しています。
2歳でスケートを始め、尊敬する選手は2006年トリノオリンピック金メダリストの荒川静香(あらかわ しずか)さんということです。2018年の平昌オリンピック出場候補の一人ですので、是非頑張ってもらいたいものです。

もう一人、御紹介しなければなりません。16歳の久保建英(くぼ たけふさ)さん。「日本のメッシ」と言われています。
2009年、横浜で開催された「FCバルセロナキャンプ」に参加し、MVPを獲得。既に8歳にして神童ぶりを発揮していました。
2011年にFCバルセロナの入団テストに合格し、10歳でユースチームに入団。メッシでさえ入団は13歳ということですので、特例が認められたものです。2012年には出場30試合で74得点を挙げ得点王になるなど、信じられないような好成績で注目されていました。しかし、国籍及び年齢の問題により18歳になるまで公式戦に出場できないことになったため、13歳で帰国し、現在はFC東京の下部組織に所属しています。
2016年、15歳で出場した日本クラブユースサッカー選手権大会では、大会史上初となる中学生での得点王に輝いています。また、今年5月から6月にかけて行われたU-20ワールドカップ韓国大会の代表にも選出され、2得点を挙げています。

15歳でのU-20代表選出は史上初です。6月4日に16歳になったばかりの、正に、恐るべき16歳です。

若い世代の今後の活躍を大いに期待しています。

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6月19日(月曜日)の一打「恐るべき13歳、14歳、15歳、16歳」

最近、スポーツ界や将棋界に天才とか神童とか言われるすごいプレーヤーが誕生しております。

まずは13歳の天才卓球少年、張本智和(はりもと ともかず)さんを御紹介したいと思います。2017卓球世界選手権ドイツ大会の男子シングルスにおいて、史上最年少でベスト8に入りました。世界選手権での最年少メダリストは16歳で、81年ぶりの記録更新に期待が高まりましたが、準々決勝で世界ランキング3位の中国選手に敗れました。
張本選手の活躍は、卓球王国である中国でも「13歳の神童」と報道されています。両親は中国出身の卓球選手で、2歳で卓球を始めたそうです。昨年の世界ジュニア選手権では大会史上最年少の13歳で優勝されております。なかなか有望であります。

続いて御紹介したいのは14歳。最年少プロ棋士の藤井聡太(ふじい そうた)四段です。プロデビュー戦は2016年の12月。「神武以来(じんむこのかた)の天才」と呼ばれた加藤一二三(かとう ひふみ)九段との対局に勝利し、公式戦の「出場」と「勝利」の最年少記録を更新しました。
同じく天才と言われています羽生善治(はぶ よしはる)九段の記録も塗り替え、現在、歴代単独2位となる公式戦27連勝中です。まさに、恐るべき14歳であります。
藤井さんは5歳のとき、祖母から将棋セットをもらって夢中になったそうです。お母さんに言わせると、好きなことにはとことん熱中するそうで、将棋のほか、迷路づくりや木登りに熱中したこともあるそうです。

(15歳、16歳については、次回に続く。)

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6月16日(金曜日)の一打「日本の自殺率」

政府が5月30日(火曜日)の閣議で2017年版の自殺対策白書を決定しました。
人口10万人当たりの自殺者数を示す「自殺死亡率」を諸外国と比較した場合、日本は6番目に高いことが分かりました。高い順からリトアニア、韓国、スリナム、スロベニア、ハンガリー、日本、ラトビア、ウクライナ、ベラルーシ、エストニア、ウルグアイ、ベルギーとなっております。日本の自殺者数は減少傾向にありますが、世界的には人口比で依然として高水準であることが分かります。

特に、若者の自殺が深刻な問題です。平成27年の死因を5歳ごとの年齢階級別に分析したところ、15歳から39歳の5階級で「自殺」が1位と判明しました。死因全体に占める自殺の割合は17.8パーセントであり、事故の6.9パーセント、がんの5.2パーセントを大きく上回っています。

また、先進7か国(日本、フランス、ドイツ、カナダ、アメリカ、イギリス、イタリア)の中で、15歳から34歳の死因の第1位を自殺が占めるのは、日本だけです。

若い人がなぜ自殺をしなければならないのか。小中高生の自殺の原因を警察庁の統計でみると「学業不振」や「いじめ」などの学校問題が最も多く、次いで「親子関係の不和」などの家庭問題、「うつ病」などの健康問題が続きます。
自らの将来に希望がないと考える若い人が多いという実態については、更に詳細な分析が必要になると思われます。これは心理学、社会学等、様々な観点から総合的に分析することで、正にかけがえのない生命、そして社会にとって貴重な将来の人材が失われないよう、真剣に研究する必要があります。

国が行った調査によると、悩みやストレスを感じた時に、相談や助けを求めることにためらいを感じると思う人は46.9パーセントに上るそうです。
埼玉県では、気軽に相談できるような相談体制の整備や自殺が多い箇所での予防対策などを行い、誰もが自殺に追い込まれることのない埼玉の実現に向けて自殺対策を進めていきます。

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6月15日(木曜日)の一打「三遊亭鬼丸さん『彩の国シニア応援大使』に就任」

6月9日(金曜日)、三遊亭鬼丸(さんゆうてい おにまる)さんが県庁にお越しになり、「彩の国シニア応援大使」に就任されました。シニアの方々の活躍ぶりを、広く県民に情報発信していただくことをお願いしました。

現在、鬼丸さんはFM NACK5で月曜日から木曜日の13時から16時55分まで放送されている「GOGOMONZ(ゴゴモンズ)」にレギュラー出演されています。2009年には「NHK新人演芸大賞」に入選されている、まさに新進気鋭の噺家(はなしか)です。さいたま市在住の44歳です。

今後、鬼丸さんには、普段の活動の中で、シニアの活躍を情報発信していただくことを期待しております。鬼丸さんの軽妙なタッチで、シニアの方々が様々な分野で活躍されていることをお知らせいただくことは、シニアにとっても励みになると思いますし、鬼丸さんの話を聞いた人に「自分も何か始めよう」という気持ちになってもらえれば、社会的にもすばらしいと思います。

大使の初めての仕事として、色紙に応援メッセージを書いていただきました。鬼丸さんは、「『定年』なんて定めないで年を取らない『停年』を」と揮毫(きごう)されました。退職年齢である「定年」なんて定めないで、いつまでも年を取らない、つまり年齢を停止する「停年」をという趣旨だそうです。うまいですね、さすがです。みんな止まるものだったら止めたいと、年を取ると思うんじゃないでしょうか。

三遊亭鬼丸さんと知事

6月14日(水曜日)の一打「盲導犬ユーザーの困ったこと。」

6月7日(水曜日)に日本盲導犬協会の東京事務所長兼普及推進部管理長の髙野秀一(たかの しゅういち)さんとさいたま市在住で盲導犬のユーザーでもあり、視覚障害を持つ櫻井洋子(さくらい ようこ)さんが、盲導犬「スカイ」を同伴して県庁にお越しになりました。

まず驚いたのは、スカイがとても品のいい盲導犬であるということです。日本で唯一のホワイトシェパードだそうで、6歳の雌犬ということです。アメリカで生まれ2年の訓練を経て、平成25年11月から櫻井さんのパートナーとして活躍しています。

盲導犬としてはラブラドール・レトリバーという犬種が一般的です。シェパードは、警察犬にも採用されているように、非常に能力が高く、観察眼に優れた賢い犬として知られています。スカイの場合は、その上にしっかりとした訓練を受け、視覚障害者に寄り添うことを学んでいるわけです。

アメリカ生まれの、正確には「ジャーマン・シェパード・ドッグ」という犬種のスカイは、体重32キログラム、体長74センチメートルということですので、ラブラドールよりも一回り大きい盲導犬ということになります。
とにかく、賢そう、気高そう、強そう、なにやら悪いところはひとつもなさそうという感じのすばらしい盲導犬でありました。

私も犬好きですので、欲しくなりました。こういうホワイトシェパードを連れているとそれだけでも、この犬も鼻が高いですが、自分の鼻も高くなりそうな気がいたします。

櫻井さんの話で大事なのはこんなことではありません。シェパードの性格や見た目の美しさなどの話ではなくて、一番問題なのは、まだまだ盲導犬が入れない会議室があるとか、あるいは、病院でも盲導犬と一緒に入ることが断わられるとか、そういった話です。
もっとも、細菌の数を調べてみると、犬よりも人間の方が雑菌が多いとも聞きます。犬を入れないということであれば人間も入れないという話になると思います。

まだまだ、盲導犬と視覚障害者に対する配慮に欠けるお店や施設もあるようです。私たちは盲導犬と視覚障害者に対するしっかりとした理解を進めていきたいと思います。

盲導犬「スカイ」を同伴する櫻井さんと知事

6月13日(火曜日)の一打「ブラインドサッカー女子日本代表が優勝!」

ブラインドサッカーを御存じでしょうか。「ブラインド」というくらいですから、目の見えない方や不自由な方が中心となったサッカー競技です。選手は、目の見えるゴールキーパーを除く全員がアイマスクを着けてプレーします。

このブラインドサッカー女子の初の国際大会がオーストリア・ウィーンで開かれ、なんと日本代表チームが優勝しました。その代表チームのゴールキーパーである、埼玉県出身の大作眞智子(おおさく まちこ)さんが6月5日(月曜日)、報告のため、県庁にお越しになりました。
目が見えないのにサッカーがどうしてできるのだろうと思いますが、サッカーボールの中に鈴のようなものが入っていて音が出るので、その音を頼りに選手はボールの位置を判断するということです。
選手同士が声を掛け合い、チームワークをしっかり取りながらゴールに向かっていくというのは、普通のサッカーと変わりません。ただ、通常のサッカーよりもピッチが狭いので、ゴールキーパーの投げたボールが直接ゴールに結びつくこともあるそうです。
大作さんは、どうやったら選手がボールを受けやすいか、工夫して練習を重ねていらっしゃるとのことです。

日本代表チームが、大会に出場した世界16か国のチームの中で優勝されたことは、大変すばらしいと思います。日本代表選手の出身地は、宮城県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、兵庫県、福岡県と埼玉県であり、4日間の合宿をして、呼吸合わせ・心合わせをして大会に臨んだとのことでした。
日本代表選手8人の中の2人が、大作さんが所属する「埼玉T.Wings」の選手であるというのも大変すばらしいことだと思います。改めて、私もブラインドサッカーについて認識を新たにしたところです。

大作選手と知事

6月12日(月曜日)の一打「ベトナム首相の来県」

6月7日(水曜日)にベトナムのグエン・スアン・フック首相が来県されました。
越谷市にあるイオンレイクタウンで「ベトナム・ハノイフェア」が開催され、その記念セレモニーに御出席されたものです。グエン首相の他、商工大臣、計画投資大臣、駐日大使、そして主催者でありますグエン・ドゥック・チュン ハノイ市人民委員会委員長(日本で言う市長)も出席されました。
イオンではベトナムの産物を取り扱っており、その縁でベトナム・ハノイフェアが開催された次第です。

私にも御案内があり、開催地の代表として皆様をお迎えする運びとなりました。
小林哲也(こばやし てつや)県議会議長、県議会ASEAN議連幹事長の宮崎栄治郎(みやざき えいじろう)県議会議員にも御同席いただきました。
イオン側ではグループのCEOであります岡田元也(おかだ もとや)氏が中心となって案内されました。

商品を見ていて驚いたのは、ベトナム産のマンゴーが1個398円と、国産のマンゴーと比べて非常に安いということです。どうもマンゴーに関しては、特別な仕掛けがあるようです。ベトナムのマンゴーを日本が受け入れる代わりに、青森県のリンゴをベトナムが受け入れるという仕組みを作ったとのことです。
そしてまた、ベトナム産のワイシャツ、あるいはバックなども販売されていました。

ベトナムは、世界の中でも最も親日的な国の一つと言われています。そして1億人近い人口を持ち、平均年齢も若い国でもありますので、市場として大変魅力的で、日本がしっかりお付き合いをしていくことが大切な国であります。

埼玉県が把握しているだけでも、県内企業100社ほどがベトナム国内で活躍しています。引き続き、県内企業のベトナムでの活動を支援していきたいと思います。

ベトナム首相の来県を歓迎する知事

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