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発表日:2018年5月15日14時

県政ニュース

先端産業創造プロジェクト  マグネシウム蓄電池の試作品が完成

部局名:産業労働部
課所名:産業技術総合センター
担当名:技術支援室
担当者名:関根・出口

直通電話番号:048-265-1312
Email:h651311@pref.saitama.lg.jp

県産業技術総合センター(略称 SAITEC)と、藤倉ゴム工業株式会社(事業所:さいたま市)との共同により、”マグネシウム蓄電池の試作品が完成”しました。

背景

1 現状と課題

現在、小型民生用機器の電源には、リチウムイオン電池が欠かせません。

しかし、リチウムイオン電池は、リチウムの安全性が低く、レアメタルで高価であること、電池容量の拡大が限界に近づいていることなどの課題があります。

2 マグネシウム蓄電池の優位性

マグネシウムはリチウムに比べ、発火の危険性が低く安全であり、資源が豊富で安価であること、リチウムイオン電池に比べ2倍を超える大容量化が見込めるといった長所があります。

本開発の経緯と内容

SAITECでは、マグネシウム蓄電池の潜在能力の高さに着目して平成20年度に研究を開始しました。

その後、平成26年度からは先端産業創造プロジェクトに位置付け、研究開発の加速化を図りました。

その結果、平成27年度には、SAITECで開発した正極材料や電解液を使った試験用マグネシウム蓄電池を世界で初めて製作し、実験室レベルで十分な性能であることを確認しました。

平成28年度にはマグネシウム蓄電池の実用化を進めるために蓄電池開発を行う「蓄電池実用化研究会」と蓄電池を活用する機器の開発を行う「活用製品研究会」を立ち上げました。

今回、SAITECの研究開発シーズと「蓄電池実用化研究会」の会員企業である藤倉ゴム工業株式会社の製造技術によって、実際の機器に搭載して試験が可能なラミネート型及びコイン型のマグネシウム蓄電池の試作品が完成しました。

今後の展開と産業への応用

1 今後の展開

平成30年度~

試作した蓄電池を「活用製品研究会」にサンプル提供し、実際の機器に搭載して性能の評価を行い、蓄電池に対するユーザーのニーズを「蓄電池実用化研究会」にフィードバックします。この流れを繰り返すことで、より高性能な蓄電池と活用製品の開発を進めていきます

平成32年度~

マグネシウム蓄電池が幅広い温度・湿度環境や衝撃等、想定される様々な使用環境下において発火せず安全であるか、或いは一定期間安定した性能が得られるか、安全性、性能安定性の評価を行います。

平成34年度~

蓄電池を大量生産した時の性能のばらつきの抑制やコストダウンを図ること等を目的とした、商品化に向けての開発を進めます。

2 産業への応用

マグネシウム蓄電池は安全性が高く、例えば、ラミネート型の蓄電池はサイズや形状を自由に変えられるため、地肌に装着するようなウェアラブル機器への搭載に向いています。

また、コイン型の蓄電池は形状の規格が決まっている既存電池の代替として、補聴器やIoT機器等への搭載が考えられます。

問い合わせ先

埼玉県産業技術総合センター 技術支援室  関根・出口

電話 048-265-1312  FAX 048-265-1334

E-mail h651311@pref.saitama.lg.jp

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