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発表日:2018年1月11日15時

県政ニュース

外来害虫から埼玉のサクラを守る! “クビアカツヤカミキリ”被害防止作戦を開始

部局名:環境部
課所名:環境科学国際センター
担当名:研究推進室 自然環境担当
担当者名:嶋田 三輪

直通電話番号:0480-73-8370
Email:a738331@pref.saitama.lg.jp

埼玉県環境科学国際センターでは、昨夏、県内各地のサクラを調査したところ、外来害虫のクビアカツヤカミキリによる被害が拡大していることを確認しました。

このカミキリは、平成24年に日本への侵入が確認された新たな外来害虫で、繁殖力が旺盛なためサクラなど主にバラ科の樹木を枯死させます。そこで、環境科学国際センターでは、サクラの被害の早期発見と適切な対策を行うための“クビアカツヤカミキリ”被害防止作戦を展開します。

※ サクラ、モモ、スモモ、ナシ、ウメ、カキ、ザクロ等

 

被害防止作戦の概要

1 「クビアカツヤカミキリ被害防止の手引」の作成と周知

手引では、クビアカツヤカミキリの生態や特徴、国内や埼玉県への侵入状況、サクラの被害の実態、また、昆虫や植物の専門家でなくても被害を確認できる観察のポイントや被害防止の方法について解説します。この手引は、各環境管理事務所、市町村、ホームページを通じて広く県民の皆さまに提供します。

2 サクラ保全活動団体等への説明会の開催

県内各地でサクラの保全活動を行っている団体、管理者、学校関係者等を対象に、被害防止のための説明会を実施します。第一回は、埼玉の桜の名所である幸手権現堂桜堤の関係団体・機関を対象に、以下の期日で行います。

(1)日時:平成30年2月1日(木曜日) 午後1時30分~3時

(2)場所:幸手市北公民館(幸手市大字内国府間867)

(3)内容:クビアカツヤカミキリによるサクラの被害状況

              サクラを対象にした対策の方法

              今後の取組について

その後は県の北部、東部、さらに全県で説明会を開催していきます。

3 県民参加による調査の実施

サクラ保全活動団体はもちろんのこと、環境科学国際センターを拠点に活動している市民団体等に御協力いただき、県民参加によるサクラの被害調査を平成30年春から実施します。また、調査結果は、センターのホームページを通じ公開し、サクラなどの被害防止を支援します。

 

国内及び県内への侵入年と被害樹種

国内

都道府県

侵入年

被害樹種

愛知県

平成24年

サクラ、ウメ

群馬県

平成27年

サクラ、モモ、スモモ、ウメ

東京都

平成27年

サクラ

大阪府

平成27年

サクラ、ウメ

徳島県

平成27年

サクラ、モモ、スモモ、ウメ

栃木県

平成28年

モモ、スモモ

県内

市町村

侵入年

被害樹種

草加市

平成25年

サクラ

熊谷市

平成29年

成虫確認のみ

行田市

サクラ

加須市

サクラ

羽生市

サクラ、スモモ

深谷市

サクラ

越谷市

サクラ

 

クビアカツヤカミキリの特徴

  • 自然分布は、中国、モンゴル、朝鮮半島、台湾など東南アジア。
  • 幼虫は生木を食べ、木の内部で2~3年かけて成長し、蛹になる。
  • 幼虫の活動期は春から秋で、この間にフラス(木くずとフンが混ざったもの)を排出する。
  • 蛹は6月中旬から8月上旬に成虫となり、樹木の外に出る。
  • メスの成虫は木の樹皮の割れ目に産卵し、1000個近く産むこともある。
  • サクラの老木の被害が比較的多い。

 クビアカツヤカミキリ(オス)

 図1 クビアカツヤカミキリ(オス)

 

 フラス

 図2 フラス(褐色のカリントウ状で比較的硬い)

 

 フラスと排出孔

 図3 フラスと排出孔(黄色の矢印)

 

 幼虫に心材まで摂食された樹体断片

 図4 幼虫に心材まで摂食された樹体断片

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