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発表日:2016年11月26日16時

県政ニュース

食中毒を発生させた施設の行政処分について

部局名:保健医療部
課所名:食品安全課
担当名:監視・食中毒担当
担当者名:坂梨・秋山・牛窪

直通電話番号:048-830-3611
Email:a3420@pref.saitama.lg.jp

1 行政処分の内容

 坂戸保健所は、食中毒を発生させた(1)の営業者に対して、(2)の営業施設での営業停止の行政処分を本日行った。

(1)営業者

 

(2)営業施設

 

 坂戸市

(3)営業の種類

 飲食店営業

(4)違反内容

 食品衛生法第6条第3号違反

 平成28年11月12日(土曜日)に上記営業施設において調理提供された食事を喫食した4名中4名に対して、下痢、腹痛、発熱等を主症状とするカンピロバクターによる健康被害を生じさせた。

(5)処分内容

 食品衛生法第55条に基づく営業停止命令

 処分年月日 : 平成28年11月26日

 営業停止3日間 : 平成28年11月26日 ~ 11月28日

(6)病因物質

 カンピロバクター

2 指導内容

 坂戸保健所では営業者に対して、食中毒の再発防止を目的に、営業停止期間中、施設の消毒を指導するとともに調理従事者への衛生教育等を行う。

3 食中毒事件の概要

(1)探知

 平成28年11月22日(火曜日)、毛呂山町の住民及び診察した医師から、「平成28年11月12日(土曜日)20 時頃、坂戸市内の飲食店において4 人で会食したところ、15 日(火曜日)から下痢、腹痛、発熱等の症状を全員が呈し、うち受診した1名の検便からカンピロバクターが検出された」旨通報があったため、坂戸保健所は調査を開始した。

(2)調査結果(11月26日14時現在)

ア 患者の発生状況等

 (ア)喫食者 : 4名( 1グループ )

 (イ)患者 : 4名( 男性2名、女性2名23歳から27歳)受診者2名、入院者なし。全員、快方に向かっている。

 (ウ)喫食日時 : 11月12日(土曜日)20時

 (エ)初発日時 : 11月15日(火曜日)14時

 (オ)主な症状 : 下痢、腹痛、発熱等

 (カ)喫食メニュー : やきとり各種、牛すじ煮、豚もつ煮等

イ 上記飲食店を食中毒の原因施設と断定した理由

 (ア)患者3名の便からカンピロバクターが検出されたこと。

 (イ)患者の主症状及び潜伏期間が、カンピロバクターによるものと一致したこと。

 (ウ)患者の共通食が、原因施設で提供された食事に限定されること。

 (エ)患者を診察した医師から、本日食中毒患者等届出票が提出されたこと。

参考情報

 本年度の埼玉県の食中毒発生状況                                        ※政令市及び中核市を除く

 

件数

患者数

死者数

平成28年度(41日~現在)

16

161

0

うち、カンピロバクターを原因とするもの

8

45

0

前年度同時期の発生状況

14

190

0

うち、カンピロバクターを原因とするもの

4

12

0

 

★ 県民の皆様へ

 鳥刺し、鶏わさなどの肉を生で食べたり、加熱が十分にされなかったことや、生肉を扱った包丁、まな板、手指等により交差汚染された食品を原因とする「カンピロバクター食中毒」が頻発しています。

 平成27年には全国でカンピロバクターを原因とする食中毒が年間約300件、約2000名もの患者が発生しており、細菌性食中毒の年間発生件数の6割ほどを占め、ワースト1位となっています。

 鶏肉は高率にカンピロバクターに汚染されており、生食は非常に危険です。特に小さな子どもや高齢者など抵抗力の弱い方は注意が必要です。

 また、カンピロバクターは、ギランバレー症候群という「麻痺」を主症状とする後遺症を患う可能性があります。

 カンピロバクターや腸管出血性大腸菌などの食中毒予防には、「しっかり加熱」が重要です。肉は中心部の赤みが無くなるまで、しっかり加熱してから食べましょう。生肉を調理した後は手や調理器具をよく洗い、他の食品への汚染を防ぎましょう。

 

「生のお肉は要注意!」リーフレット

 http://www.pref.saitama.lg.jp/a0708/kensyu-koza-panf/panf/documents/28niku-leaflet.pdf

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