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発表日:2016年11月17日19時

県政ニュース

食中毒を発生させた施設の行政処分について

部局名:保健医療部
課所名:食品安全課
担当名:監視・食中毒担当
担当者名:坂梨・秋山・長谷川

内線電話番号:3611
直通電話番号:048-830-3611
Email:a3420@pref.saitama.lg.jp

1 行政処分の内容

 狭山保健所は、食中毒を発生させた(1)の営業者に対して、(2)の営業施設での営業停止の行政処分を本日行った。 

(1)営業者

(2)営業施設

 所沢市

(3)営業の種類

 飲食店営業

(4)違反内容

 食品衛生法第6条第4号違反

 平成28年11月13日に上記営業施設において調理提供された食品を摂食した者のうち1名に対して、腹痛を主症状とするアニサキスによる健康被害を生じさせた。

(5)処分内容

 食品衛生法第55条に基づく営業停止命令

 処分年月日:平成28年11月17日

 営業停止2日間:平成28年11月17日~18日

(6)病因物質

 アニサキス(寄生虫)

2 指導内容

 狭山保健所では営業者に対して、食中毒の再発防止を目的に、営業停止期間中、調理従事者に対する衛生教育等を行う。  

3 食中毒事件の概要

(1)探知

 平成28年11月15日(火曜日)、医療機関から「11月13日(日曜日)に飲食店で刺身を食べた人が、腹痛を発症し、14日朝救急搬送され、胃カメラでアニサキスを確認し、摘出した。」との通報が狭山保健所にあり、調査を開始した。 

(2)調査結果(11月17日 19時現在)

ア 患者の発生状況等

(ア)喫食者:4名

(イ)患者:1名(男性、50歳代)入院なし。現在快方に向かっている。

(ウ)喫食日時:11月13日(日曜日)19時30分頃

(エ)初発日時:11月13日(日曜日)23時30分頃

(オ)主な症状:おう吐、腹痛、下痢、発熱

(カ)喫食メニュー:刺し盛(中トロ、フ゛リ、タイ、ヒラメ、タコ等)、しめ鯖等  

イ 上記飲食店を食中毒の原因施設と断定した理由

(ア)アニサキスは生の魚介類を食べることにより感染するものであり、潜伏期間中に、患者が生で食べた魚介類は、当該施設で提供された食品のみであること。

(イ)患者から摘出された虫体がアニサキスと確定されたこと。

(ウ)患者の症状及び潜伏期間がアニサキスによるものと一致したこと。

(エ)患者を診察した医師から食中毒患者等届出票が提出され、胃アニサキス症と診断されたこと。

 

参考情報

 埼玉県の食中毒発生状況 ※政令市及び中核市を除く

 

件数

患者数

死者数

平成28年度(4月1日~11月17日現在) 

12

142

0

うち、アニサキスを原因とするもの

1

1

0

平成27年度(4月1日~11月17日)

14

190

0

うち、アニサキスを原因とするもの

1

1

0

  

★県民の皆様へ

 アニサキスは、魚介類の寄生虫です。体長約1~3cm、白色半透明の線虫で、サバ、イカ、アジ、イワシ、サンマ等に寄生しています。

 アニサキスが寄生した魚を、刺身や寿司など生で食べることにより、アニサキスが胃腸壁に侵入する場合があります。ほとんどが食べて8時間以内に発症し、激しい腹痛やおう吐などを起こします。

 アニサキス食中毒の予防には、加熱(アニサキスの幼虫は60℃、数秒で死滅します。)又は冷凍(-20℃以下、24時間以上)が有効です。ワサビやしょう油、「しめサバ」の酢では死にません。魚を調理する際は新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除きましょう。細かく切ったり、食べる時によく噛むことも予防につながります。

 

「生で食べると危険です!」チラシ

 (リンク切れのためURLを削除しました。)

 アニサキスによる食中毒を予防しましょう(厚生労働省ホームページ)

 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000042953.html

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